ヒーリングできる釜山の漁村 (힐링하기 좋은 부산 어촌마을)
文・写真 ムン・チョルジン
- 住所
- 大項漁村 釜山広域市江西区加徳海岸路(カドクヘアンロ)1207番ギル9-2 停巨村 釜山広域市江西区訥次洞
- 営業時間
- 常時
- アクセス
- 大項漁村 都市鉄道1号線・下端駅→520番バスに乗り換え→大項村停留所で下車、徒歩4分 駐車場 釜山広域市江西区大項洞山13-26(大項公営駐車場) チョンゴ村 下端駅乗換センター停留所→江西区20番バスに乗換→天加農協停留所で下車、徒歩30分
紹介
釜山の魅力は多彩な自然環境である。高層ビルが建ち並ぶ大都市であるにもかかわらず、海と川、山と野が身近にある恵まれた自然が、釜山の旅をもっと豊かにしてくれる。 一味違った釜山の旅を楽しみたいなら、加徳島に注目しよう。釜山市民にとってもまだあまり馴染みのない加徳島は、釜山が大都市であることをすっかり忘れてしまうような特別な風景であふれている。特に加徳島に点在する漁村は、日常に疲れた自分に余裕と休息をプレゼントしてくれる最適のヒーリングスポットだ。 <p class="font-size28 colorDarkBlue medium">大項漁村</p>釜山の最南端に位置する加徳島は、釜山で最も大きな島だ。南海に面している上に烟台峰をはじめとする山々があり、ヒーリングスポットとして近頃人気上昇中だ。最近では釜山の「オルレ道」であるカルメッ道5-2コースがオープンし、トレッキングコースとしても脚光を浴びている。 加徳島は悲しい歴史の現場でもある。外洋浦と大項セバジの人工洞窟など、日露戦争から日本植民地時代の悲しい歴史の痕跡がそのまま残っている。 加徳島は、今では巨加大橋で結ばれて陸続きの島となった。加徳島と巨済島の間には海底トンネルが通っている。 加徳島の特産はタラだ。加徳島沖合の荒波の中で育ったおかげで、身が締まっていて旨味が秀でている。タラに勝るとも劣らず加徳島で有名なのがボラだ。大項村では、「六ソマンジャン」と呼ばれる伝統の方式でボラ漁が行われてきた。3月から5月の間、ボラが群れで移動するポイントに網を張り、ボラの群れがやって来たら動力のない6隻の漁船で網を引き揚げて漁をする方法で、今では機械で網を引き揚げる方式に変わっている。 村の入口に立つと塩気のある磯の香りが出迎えてくれる。小さな入り江に小さな漁船が集まって停泊している光景が、南海の典型的な漁村である。防波堤をたどって海の方へ出ると、背の高い灯台が空に向かってそびえ立っている。灯台の向こうには青い海が広がっていて、その上に小さな島々が浮かんでいる。日が傾いて灯台の後ろが夕陽に染まる風景は、まるで一幅の絵のようだ。 釜山広域市江西区加徳海岸路(カドクヘアンロ)1207番ギル9-2 都市鉄道1号線下端駅 → バス520番に乗り換え → 「大項村」停留所下車、徒歩4分 駐車 釜山江西区デハンドン 酸13-26 <p class="font-size28 colorDarkBlue medium">停巨村</p>停巨村は、加徳島の北端にある。厳密に言えば加徳島とくっついている訥次島にある村だ。臨時で架けられたような天加橋という橋を渡ると訥次島だ。ここから停巨村までは海岸沿いの狭い道が続く。 停巨村までの道では、窓の外に海雲台や広安里とは全く別の海が広がる。海の中にまるで碁盤のように浮かんでいる構造物は、牡蠣の養殖場だ。釜山で牡蠣が養殖されていることは釜山の人もあまり知らない。道沿いに牡蠣を売ったり牡蠣の殻を取る作業場がちらほらあって、貝殻がその周りに山積みになっている。大都市では想像できない見慣れぬ風景だ。 停巨村の沖合は、元々波が高いところだ。船が転覆することが多く、波が穏やかになるまで待たなければならなかった。それで、村の名前に「停」が入って「停巨村」になった。 屋根の低い家々が狭い道の両側に建ち並んでいる。村のすぐそばは波がうねる海だ。窓を開ければそのまま海に飛び込めそうなぐらい近い。停巨村では海が庭みたいなものだ。 平凡だった漁村は、海をモチーフにした壁画が描かれて有名になりはじめた。「流れる島、加徳島」と書かれた建物が村の入口にある。人がやっとすれ違えるような狭い路地に入ると、建物に色鮮やかで素敵な壁画が描かれている。路地を歩きながら色々な壁画を見て回るのはけっこう楽しいものだ。建物の間から時々のぞく海がひときわ目立つ。海雲台や広安里でこれまで見てきた海とはすっかり違う感がある。 カメラのシャッター音が大きく感じられるほど村は静まり返っている。住民の方が暮らしているので、エチケットを守って旅を楽しもう。 釜山広域市江西区訥次洞 下端駅乗換センター停留所→江西区20番バスに乗換→天加農協停留所で下車、徒歩30分