臨時首都記念館 (임시수도기념관)
韓国戦争の痕跡、臨時首都記念館
- 住所
- 釜山広域市西区臨時首都記念路(イムシスドキニョムロ)45
- 料金
- 無料
- 営業時間
- 火〜日 09:00~18:00
- アクセス
- 都市鉄道:1号線土城駅2番出口から徒歩6分 マウルバス:西区3、西区3-1番で釜民Eピョナンセサンアパート下車
- 連絡先
- +82-51-244-6345
紹介
1950年6月25日。民族最大の悲劇である韓国戦争が起きた直後、大統領府をはじめとする政府機関が釜山に移転し、釜山は臨時首都となった。この時、慶尚南道知事官舎が大統領官邸として使用された。これが、現在まで釜山の歴史を留める記念物として保存されている。 臨時首都記念館は、大統領官邸と展示館に分かれている。 大統領官邸には、応接室、書斎、執務室などがそのまま再現されている。当時、応接室では、国内政治の重要な決定や対外的な外交業務が行われた。当時としては珍しく洋式の構造を持っており、臨時首都時代に重要な役割を果たしていたことが分かる。 書斎には、李承晩大統領の蝋人形がある。当時、李承晩大統領は業務や休憩にあたり、ほとんどの時間をここで過ごしたという。リビングには、臨時首都時代の政治活動、生活、教育などを再現した模型も展示されている。 廊下には、臨時首都の主な政治史年表と、大統領官邸と釜山で起きた主な出来事をまとめた日誌が展示されている。当時、釜山が政治的にどのような役割を果たしていたのかが具体的に分かる。かつては警備室だった「証言の部屋」は、韓国戦争の惨状について説明する空間。調理師が住んでいた空間を改造した「思考の部屋」には、李承晩大統領関連の書籍が展示されている。 2階には、執務室と「回想の部屋」がある。執務室は、李承晩大統領が個人的な業務を処理し、フランチェスカ夫人が家計を管理していた場所だ。展示品を置かず、部屋の原形をそのまま残し、当時の様子を想像できる空間となっている。ゲストルームとして使用された「回想の部屋」では、臨時首都関連の映像が観られる。 展示館は、元々釜山高等検察庁検事長官舎として建てられた建物。ここには、避難民の生活を体験できる様々な遺物、ジオラマ、パネル、映像などが展示されている。戦争当時のバラック、学校、喫茶店などが模型で再現されていて、厳しい避難民の暮らしについて学べる絶好の機会だ。 戦渦に巻き込まれ、避難生活を強いられた韓国政府と国民たち。 その痕跡がそのまま残る臨時首都記念館で、歴史の1ページを覗いてみては。